竿燈豆知識
ろうそくのお守り
竿燈の提灯に使ったろうそくは安産のお守りとして知られています。ろうそくの長さが短ければ短いほどお産の時間が短くなり、安産にご利益があると言い伝えられています。
提灯のつくり
倒れたり激しく揺れたりする提灯に、ろうそくの炎が燃え移らないのはなぜだと思いますか?その秘密は、提灯の構造に隠れています。竿燈の提灯の底には空気の通りを良くする隙間があり、提灯が大きく揺れると、この隙間から風が入ることでろうそくの火が消えるため、燃え移ることがないのです。
提灯の町紋
稲穂に見立てた竿燈には、米俵を模した提灯が吊るされています。提灯には町内の象徴、風雅、長寿、祝福、子宝、豊作を意味する縁起物など町民の幸せを願う町紋が描かれています。
マンホール竿燈
秋田市には市章を取り囲むように、しなる竿燈がデザインされているマンホールがあります。鮮やかに着色されたものは主に秋田駅周辺や大町で見ることができます。
竿燈大通りの街灯
竿燈大通りにある街灯は、竿燈の提灯がモチーフになっています。また、竿燈大通りには電線がありません。竿燈を上げるのに邪魔にならないよう地下に埋設されており、竿燈まつりのことを考えた街づくりになっています。